2009年 7月17日のメモ

この星命は辰の熟年期に当たる生命で、辰の仲間では3番目に若い中堅の生命体であり王子様の甲辰とは異なり、かなり現実的な生活感を持った生命である。葵巳同様に長流水の生命であり、無駄な精神を浪費せず目先の現実と戦って生活する事を第一優先に考える超現実的な生命であって、自己の運命など神さまに任せたという生命である。甲辰と比較すると、学問的な能力は劣るものの生活の知恵を持った生命で、辰特有のガラスの心臓に毛を生やしたような神経の持ち主である。いかにも方円の器にはまる水の如き生命で、柔軟な適応力で上手に処世して行く「したたかさ」を持った生命であり「長流水」の代表格とされ「水竜」と呼ばれる。物覚えが早く要領をつかむ技量は天下一品とも言われるが誠に器用貧乏な人間で、のべつ幕無く何に対しても興味を抱き手を出す事から、方々に因縁の種をバラ蒔いて歩く性癖を持つ。熱し易く冷め易い性質の典型であり、また火種を蒔く割に大問題には発展しないという美徳を持つ。家庭を大切にする優しい側面は長所だが、口から先に生まれた如くに口が軽く、素晴らしき反射神経と鋭敏な反応性を誇っても、軽薄なくらい落ち着きが無いので敬遠され易い生命である。